2012年2月25日土曜日

えーこれって有り? ありえない!その2

目を疑うような光景を。
母が救急車で運ばれた病院は市内では中規模の総合病院でした。
手術も終わり病室に。事前に看護師さんから「術後なのでナースステーション前の6人部屋に入ります。そこは男女混室です。」と。
えっ男女一緒?今時めずらしいなと思いましたが集中治療室の場合はそうなんだからそんなもんかなと思っていました。
病室に入ってさらにびっくり・・・廊下側の左の患者さんがベットなしの地べたにマットの上に布団引いて寝てました!しかもカーテンを引かず丸見えなんです。(カーテン引いても病院の仕切りカーテンは下の部分が見えるようになっていますから意味ないですけど)
ここは野戦病院??

どうやら、ベットを拒否してるようなんですが、奥の窓側ならともかく入口なので入りにくいし、スリッパや土足の外来者が行き来するわけです。何よりも衛生的に良いはずがありません。
医療関係に携わっている娘も唖然としていました。「ありえない!」と。

処置する先生や看護師たちの負担は大きいでしょう。
しかし、この病院とても親切で不快感がないのです。
多分大病院ではベット拒否では入院許可でないでしょう。
それを受け入れている病院にありえないと思いつつも感心した次第です。

一週間後には母も女部屋に移動になりました。

2012年2月12日日曜日

ありえない! その1

しばらくご無沙汰の間にちょっとした経験をしました。
そしてありえなーいと感じたことを思い出してみました。。。

東京に一夜にして大雪をもたらした1月の下旬の翌々日、母が明け方右腿から腰にかけて激痛を訴えたので思案の結果救急車を呼びました。
救急隊員の判断は整形外科医の病院と結論を出し、近辺の通院履歴のある公立病院は担当医がいない、次ぎはベッドに空きがない、そして最もありえなーいと激怒しそうになったのが東京都が救急医療の最前線とER併設の都立病院の電話回線が一時間近く繋がらない状態であったこと。
受け入れ病院がやっと決まった時には既に救急車の中で一時間近く待機させられてました。

救急車の中でのやりとり・・・
「近いところから病院捜しますから」
「整形じゃなくてもとりあえず見てくれる先生のところは駄目なのですか」
「はい、何科か判断して打診しないとだめなのです」
「大雪の後で転んでけが人が多数と報道されているのに整形の先生が何処も不在っておかしくないですか」
「幸い、まだ転倒者出てないんです」 (そういう問題!?)
「痛がっているのだから何処か早くお願いします」
「何でERの〇〇病院は出ないんだろう。」 (こっちが聞きたい!!)
「隣の市のXX病院が、インフルエンザが院内に蔓延していますが、それ承知してくれれば受け入れ可能と言っています」  (何じゃそれ!)
「ワクチン打ってるから、とりあえず運んでください!」

「もうすぐですよ。頑張ってください。」 (はあぁ~一時間近く経過してるんですが・・・)

ということで何とか整形外科医のいる病院に救急?搬送され、すぐにレントゲン撮ってもMRI撮っても骨には異常ない。腸かもしれないからと消化器科へ回されそこでCTを撮って即原因が分かった途端に緊急オペとなりました。幸い軽症でしたので良かったのですが、救急隊員が受診する科を判断するのっていかがなものか。
救急車を呼んだときは詳しく病状話すよりただ「痛い、痛い」と騒ぐべし。。。。と学びました。